2009年11月23日月曜日

曲がれスプーン

アシッド映画館で紹介されていたから見た。そうでなければ見ていなかっただろう。
イングロリアスバスターズの練りに練ったストーリーと、重い内容を見た後では、実にゆるい話に思える。比べては駄目だが、しょうがない。それほど、イングロがすごいのだが、それはともかく、このゆるい感じも好きではある。物語に変な破綻とか、無理なところがないいい感じのファンタジーコメディーになっていると思う。
ストーリーでは、最後のところで、もう一ひねりあるのかと思ったし、欲しかった。

若冲ワンダーランド

11月21日 3連休初日、会期も後半になっているが、それほど混んでいない。空いていると言っても良い状態。とにかく遠すぎるのだろう。

終盤の目玉は、枯木鷲猿図と思った。この木のうねり、紅蓮のような木のうねり、木に木が絡まる凄まじさ、そこに鷲と猿が対置される。

この展覧会、ほとんどが個人蔵の作品、というか若冲の作品がそうなのだろうけれど、それに、複雑な展示替えで、大変な労力と手間がかかっている感じがある。