2009年11月8日日曜日

ボルゲーゼ美術館展

美術の基本という感じがする。私の中ではこういう絵画が基本という感じがする。ベースに帰ってきた感じがする。決して名作、傑作の連続ではないのだけれど、
ラファエロは良い。惹句に惑わされているのではない。
ベースの中のベース。基本の基本。永久に見続けていたい。

「いけばな ~歴史を彩る日本の美~」展

天使の恋

だめだった。あー、また、だめだった映画。
寒竹ゆりという監督が、岩井俊二関係、傑作虹の女神がらみなので、期待したが失敗。
携帯小説ということを知らないで、見たので、予防ができていなかったこともあるが、ストーリーがひどい。人物の設定がひどい。私の倫理観では、この主人公、極悪すぎて、少々悔い改められても、納得いかないのである。
最大の欠点は、ストーリーをせりふでしゃべらせて、なぜ、そうなったのかを映像で納得させれていないからではないかと思う。
雨の使い方は、師匠譲りかもしれないが、それがあざとく感じるのである。
しかも、長い。2時間は長い。


神戸ビエンナーレ2009 招待作家展 LINK-しなやかな逸脱

13 :00 ~14 :30
講演会・レクチャー
無料
事前申し込み :不要
特別展
親交の深いお二人のスペシャルトーク。

出演:榎忠氏、島袋道浩氏
定員:250名
参加費:聴講無料
☆申込不要、直接会場へお越しください。
ギャラリー棟1階 ミュージアムホール

両氏の芸術と人柄を理解できて、面白く、わかりやすい対談であった。
榎忠氏が、展覧会を作る関係者の努力が必要というようなことを言っておられた。
島袋氏は、芸術は、あんなこと(ローズとか、たこを追っかけるとか)をやるような人が自分の親とかでなくて良かったなと思ってもらえるようなもので良い、ということを最後におっしゃっておられた。
この島袋氏の言葉はすごい。美術の領域をそこまで広げるのかという感じ。