2009年10月18日日曜日

青蓮院門跡 青不動ご開帳 再

日曜美術館で取り上げられたり、芸術新潮で取り上げられたりで、順風満帆の感があるが、その芸術新潮の記事でまた、気になることがあった。
なんと、青不動の前で、毎日、護摩をたくのだという。護摩って煙が出るのでしょう。ホント、大丈夫なのでしょうか平安仏画。これまでどれだけ、お寺の煙で仏画が傷んできたのか知らない訳ないでしょ。
とか、素人が思ったりするのだけれど、杞憂なのか?

北摂の戦国時代 高山右近

高山右近の人生を振り返る展示かと思ったが、後半生、追放されるくだりにまったく触れていないのはどうしたものか?

長澤英俊展-オーロラの向かう所-

土曜日であるが、いや、客が少ない。はやりの現代美術というのと、路線が違うのだろうか?

埼玉で見たものが多い。こちらに来るなら、わざわざ埼玉に行く必要も無かったとも思うが、あの埼玉のくすんだ印象は、行かなければ分からないので、それも良い。

黎明教会資料研修館

あるブログで教えてもらった。

まったく宗教団体であるが、光琳とか光悦とかの良品が、きれいに見れる良い空間である。

光琳、光悦が法華であったとの展覧会の後での変な違和感もある。

正確には違うかもしれないことを前提に言えば、こちらも、MIHOMUSEUMの神慈秀明会もMOAの世界救世教の関連宗派らしい。おそるべし、宗教団体の購買力、集金力を感じるのである。

日蓮と法華の名宝-華ひらく京都町衆文化-

尾形光琳、本阿弥光悦、尾形乾山、狩野元信、長谷川等伯など、皆、法華だったという。

こういう展覧会は、これら法華の寺の調査のためにやってる感あり。

正直、前半の法華に関する展示には興味湧かず。多分大部分の人にはそうでは。

狩野元信を追っているモノとしては、本法寺の十六羅漢図が貴重。しかし、後期も来るかは微妙。